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会葬礼状完全攻略|送る側も受け取る側も解説

2024.9.27

    葬儀に参列された経験がある方なら、「会葬礼状」というものを受け取ったことがあるかもしれません。しかし、詳しく内容を確かめたり、どのように作成されているのかまで考えられたことは少ないと思います。今回は、「会葬礼状」の意味と、送る側のマナー受け取り側のマナーを解説していきます。

    会葬礼状とは。渡す意味は?

    会葬礼状とは、故人の葬儀や告別式に参列してくれた方々に対して、遺族側が感謝の気持ちを伝えるための手紙です。葬儀の際、香典を受け取るのと同時に、参列者へ配布されるのが一般的で、感謝の言葉を通じて、故人の冥福を祈る場に足を運んでくれたことや香典などの心遣いに対するお礼などを表現します。 形式的には定型文が多く、内容には故人の生前の姿や葬儀を無事に終えたことへの感謝が含まれます。また、会葬礼状は遺族が忙しい中でもできるだけ素早く渡す必要があります。理由としては、その手紙の内容の中で、今後の供養に参列者を招待することもあるためです。 会葬礼状の作成は、葬儀会社に依頼できることが一般的で、定型文をもとに迅速に準備されます。また、代行業者にお願いすることも可能で、プロのサポートを受けながら丁寧に仕上げることができます。 手書きでの作成も、感謝の気持ちをより個人的に伝える方法として選ばれることがあります。

    送る側が守るべきマナー

    会葬礼状をお渡しする側としては、大きく分けて2つの守るべきマナーがあります。 一つ目は、会葬礼状の準備の際のマナーです。 会葬礼状の準備の際のマナーとしては、会葬礼状を書く際の注意点がメインとなります。 まず、改まった縦書きの文章には句読点「、」「。」を使わないのと同様に、会葬礼状においても、句読点は使いません。読点「、」は一文字空白句点は改行で表します。 また、会葬礼状内の日付は、故人の命日ではなく、通夜・葬儀の日付を入れます。 さらに、会葬礼状は遺族が参列者に対して出すものであるため、差出人は喪主となります。その横に、「外 親戚一同」と入れるのが一般的です。 2つ目は、実際にお渡しする際のマナーです。 まず、会葬礼状は葬儀に参列していただいたことへの感謝を示す手紙であるため、全参列者にお渡しすることがマナーとなります。渡すタイミングは2つあり、葬儀の開始前の受付で渡すか、焼香の後のお帰りの際に渡すかとなります。小規模な葬儀の場合には、後者でも可能ですが、基本的には開始前の受付でお渡しすることが多いようです。また、会葬礼状のお渡しと同時に、お清めの塩や会葬御礼品などのような参列者全員にお渡しするものを渡してしまうと非常にスマートです。そのため、やはり受付で渡してしまうのが一番スムーズなのかもしれませんね。

    受け取る側のマナー

    会葬礼状を受け取る側のマナーは、特にはありません。しかし、会葬礼状の中には、葬儀以降の供養への参加のお願いが記入されている可能性があるため、必ずチェックするようにしましょう。また、受け取る際には、しっかりと感謝の気持ちを伝え、葬儀に対して真摯に参加しましょう。

    まとめ

    今回は、会葬礼状のマナーについてご紹介しました。渡す側も受け取る側も、しっかりとマナーを守り、故人を追悼するようにしましょう。この記事が、会葬礼状を作成しなければいけない場合の助けになることを願っております。

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